患者様からご相談のメールをいただきましたので、そのお返事とアドバイスをご紹介させていただきます。

突然のメールですみません。
現在うちの子は1歳11ヶ月なのですが、歯磨きを極度に嫌がり、最近では口を開けてくれません。なんとか表の歯は無理やりですが磨けるのですが、裏の歯や奥歯は歯をアーンと開けてくれないので全く磨けません。無理にこじ開けて磨こうとすると歯ブラシが舌にあたり娘も大泣きしているので苦しくて吐いてしまいます。
何とかして裏の歯、奥歯を磨きたいのですが、このままだと汚れがたまって虫歯になってしまうのではないかとても心配です。
ちなみに、歯磨き中にお気に入りの教育テレビを見せたり歯磨きの歌を歌っても全く効果はありませんでした。

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おはようございます。ミタス歯科の歯科衛生士岡田です。
ご相談のメール拝見いたしました。

さて、お子さんの歯磨きについてですが、お口を開けてくれなくて、歯の裏側が磨けないのですね。
お母様は、とてもご心配ですね。

私の経験から申しましても、お子さんのハミガキを上手にできたお母さんの方が圧倒的に少ないです。
私も、歯科衛生士としてはベテランですが自分の子供のことは、上手にできる日の方が少なかったです。
が、そうは言っても歯磨きをしないわけにはいきませんので、一才半健診の時と重複した内容になるかとは思いますが、アドバイスさせていただきます。

歯磨きをするときは、お母さんの歯磨きを見せながら一緒に行う。
このときに、お子さんには、ガードのついた歯ブラシを自分で持ってもらいましょう。
お子さんがハブラシを噛んでいようが、ハブラシで遊んでいようが、危なくなければ取り上げたりしないで、お母さんは自分の歯磨きをゆっくり終わらせて、うがいをするところまで見せます。
仕上げをするときは、ちょっとでも出来たら、褒めて終わりにします。
〇〇ちゃん今日は、前歯のここを磨かせてくれたね。
すごかったね、ママうれしいありがとう。
など、お母さんが嬉しい気持ちを伝えてあげましょう。

１日では、できるようにならないと思いますので、１日２回数日は、裏側が磨けなくとも褒めて終わりにします。
ちょっとづつ根気よくやってみてください。

もう一つは、フッ素の使用です。
もし裏側が、磨ける日が来ても、フッ素は必ず使用しましょう。
完璧な歯磨きを目指すよりもフッ素を効かせる。
１歳１１ヶ月とのことですので、５００PPMFの濃度までしか使えませんが、毎日使用することでかなりの虫歯予防効果が期待できますよ。

どうしても今すぐに裏側が磨きたいときは、深く眠っている間に歯磨きをすることもできますが、将来的に自分から歯みがきすることを目標にするなら、根気よく上記の方法を試してみてくださいね。

直接お会いして、お話をお聞きしていないので、このようなお話かできませんが、何か少しお役に立てましたら幸いです。
また、当院にいらしていただければ、もう少し具体的な案もご用意できるかもしれませんので、お気軽にご相談ください。

季節がら、子供達にも心配なことが多いですが、お互いに子育て頑張りましょう。

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今回はこのようなメールでのアドバイスになりましたが、子育て中は不安も多いと思いますので、お気軽に来院していただいてご相談お受けできます。

さいたま新都心ミタス歯科

〒330-0071 埼玉県さいたま市浦和区上木崎2丁目5-2/TEL : 048-822-8500/JR京浜東北線与野駅より徒歩5分/JR京浜東北線さいたま新都心駅より徒歩9分/駐車場３台完備、駐輪スペースあり/ロイヤルホスト与野店そば