インプラントと骨の密な関係⁉️

こんにちは、さいたま市にあるさいたま新都心ミタス歯科、院長の大島です。

今日はインプラント治療についてお伝えしたいと思います💁🏻‍♂️

インプラント治療は、無くした歯の顎の骨に金属製のネジを埋めて固定し、人工の歯をつなげて失われた歯の形を回復するものです。

インプラント本体(インプラント)は本当にネジのような形をしています。

素材はチタン合金でできていて、軽くて・丈夫で腐食しません。

チタン合金は骨折をしたときに、骨を固定するプレートに使用されていたり、人工股関節の部品に使用されていたり、とにかく人体の中で非常に安定性の高い金属なのです。

インプラントの表面は見た目、ねずみ色をしています。本当のネジは金属で出来ていますが、表面はやや光沢がありますよね。ではなぜインプラントの表面は金属なのに光沢がないのでしょうか?それは表面に特殊な加工を施してあり、顕微鏡で見ると非常にザラザラした表面をしているからです。そしてザラザラの表面はねずみ色に見えます。このザラザラにはインプラントが骨の中で固定されるための大きな秘密があります。

インプラントを埋め込む時、まず骨に小さい穴を空けて、ネジのように埋め込みます。壁に穴を開けてネジを埋め込むのと同じように時計回りで行います。はじめは逆に回せば外れてしまう程度の固定です、しかしこの程度の固定では人工の歯を長期間支えていくことは難しいのです。

インプラントは壁や板と違って、人体に埋め込みます。大きな違いは人体には傷を治す力があることです。インプラントを埋め込むことは人体にとっては傷と一緒、回復する機能が働きます。

この時、インプラントの表面にはザラザラの加工が施されているため、そのザラザラに沿って骨がピッタリ密に出来てきます。インプラントの表面に骨が引っかかり動かなくなる。つまりザラザラのおかげでインプラントを骨が捕まえる、そんなイメージです。このことによってインプラントの固定は強化され、逆に回そうと思っても簡単には回りません。このことをオッセオインテグレーションと呼ばれています。

埋め込まれたインプラントの周りの骨の回復によって強く固定された状況が、インプラントが長きにわたって機能できる条件の一つです。

インプラント治療は、ただネジを埋め込んで人工の歯をつなげるだけではなく人体の自然治癒力を生かした治療法なのです✨

さいたま市にあるさいたま新都心ミタス歯科では、インプラント専門医の院長がインプラント治療にあたっております。悩み事、お困りごとなどありましたらいつでもご相談お待ちしております。

さいたま新都心ミタス歯科

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