2026.09.10
「他院のインプラントに不安を感じたら」セカンドオピニオンと再治療の選択肢|さいたま新都心ミタス歯科
「治療したインプラントで最近違和感がある」
「担当医院がなくなり、定期メンテナンスを受けていない」
「本当に自分のインプラントは大丈夫なのか不安…」
このようなご不安をお持ちの方が、当院にセカンドオピニオンとしてご来院されるケースが増えております。インプラント治療は、埋入して終わりではありません。長期的に安定して使い続けるためには、「定期的なチェックとメンテナンス」が欠かせません。
さいたま新都心ミタス歯科では、インプラント専門医の院長が、他院で治療されたインプラントについてもCT精密診査のもと、現状を丁寧に評価し、必要に応じて最適な対応策をご提案しております。本記事では、セカンドオピニオンで確認すべきポイントから、再治療が必要になった場合の流れまで、分かりやすく解説いたします。
📑 目次
目次
1. こんな症状はセカンドオピニオンのサインです

インプラントは長期間快適に使える治療ですが、以下のような症状や状況がある場合は、一度専門医に確認していただくことをおすすめします。
① 噛むと違和感・痛みがある
以前は快適だったのに、最近噛んだときに「妙な感触がある」「鈍い痛みがある」と感じる方は、インプラント周囲やかみ合わせのバランスに変化が起きている可能性があります。
② 歯茎が腫れている・出血する
インプラント周辺の歯茎が赤く腫れていたり、歯磨きの際に出血する場合は、インプラント周囲炎の初期症状である可能性があります。放置すると徐々に進行しますので、早めの確認が重要です。
③ インプラントがグラつく感じがする
本来しっかり固定されているはずのインプラントに「動く感じ」「浮いた感触」がある場合は、骨との結合に問題が生じている可能性があります。速やかにご相談ください。
④ 何年も定期メンテナンスに通っていない
症状がなくても、1年以上メンテナンスに通っていない方は要注意です。インプラント周囲炎は自覚症状が乏しいまま進行することが多く、気づいた時には骨吸収が進んでいるケースもあります。
⑤ 担当医院が閉院・引越しで通えなくなった
治療を受けた歯科医院がなくなってしまった、ご自身が引越しをした、といった理由で継続的なフォローが途絶えている方も、新しいかかりつけ医を持つことをおすすめいたします。
⑥ 治療した歯科医院に不信感がある
「治療の説明が不十分だった」「短期間で終わってしまい心配」など、モヤモヤした気持ちを抱えている方も、専門医の第三者的な意見を聞くことで安心できることがあります。
2. 見えないリスク「インプラント周囲炎」とは

インプラント周囲炎の症状と進行
インプラント周囲炎は、インプラントを支える骨や歯茎に炎症が起こる病気です。歯周病のインプラント版とも言われ、初期は「歯茎の腫れ」「出血」といった軽い症状ですが、進行すると骨が徐々に吸収され、最終的にはインプラントが脱落することもあります。
天然歯の歯周病との違い
インプラント周囲炎は、天然歯の歯周病と比べて進行が速いという特徴があります。天然歯には歯根膜という組織があり、細菌の侵入を防ぐバリア機能がありますが、インプラントにはこれがありません。そのため、一度炎症が起こると急速に骨吸収が進むリスクがあります。
放置するとどうなるか
インプラント周囲炎を放置すると、以下のような結果につながります。
- 骨が徐々に失われ、インプラントの支えが弱くなる
- 歯茎が下がり、インプラントの金属部が見えてくる
- 最終的にインプラントが動揺・脱落する
- 周囲の天然歯にも悪影響が及ぶ
早期発見のポイント
インプラント周囲炎は初期には自覚症状がほとんどありません。だからこそ、定期的な歯科医院でのチェックが不可欠です。CTやレントゲンによる骨の状態確認と、歯周ポケット測定を組み合わせることで、早期発見が可能になります。
3. セカンドオピニオンで確認できる4つのこと
当院のセカンドオピニオンでは、以下の4つのポイントを重点的にチェックいたします。
① 現在のインプラントの状態(CT精密診査)
歯科用CTを用いて、インプラント周囲の骨の量・骨密度・炎症の有無を三次元的に評価します。レントゲンだけでは分からない骨吸収の状況も明確に把握できます。
② インプラント周囲炎の有無・進行度
歯周ポケットの深さ、出血の有無、歯茎の状態を詳しく検査し、インプラント周囲炎の進行度を客観的に評価します。
③ 噛み合わせのバランス
インプラントに過度な力がかかっていないか、天然歯とのバランスは適切か、といった咬合の状態を確認します。噛み合わせの狂いはインプラントトラブルの隠れた原因になります。
④ 今後のメンテナンス計画
現状を踏まえたうえで、今後どのような頻度でメンテナンスに通うべきか、日々のケアで気を付けるべきポイントをご提案いたします。
4. 再治療が必要になるケース
すべての方に再治療が必要になるわけではありません。むしろ「メンテナンスの見直しだけで済む」ケースも多くあります。しかし、以下のような状況では再治療をご提案する場合があります。
① インプラント周囲炎で骨が失われている場合
炎症が進行し、インプラントを支える骨がかなり失われている場合は、炎症の除去処置や、状況によってはインプラントの撤去が必要となります。
② インプラントが動揺している場合
インプラント本体がグラつくようになった場合は、骨との結合が失われている状態です。そのまま使い続けることは危険で、撤去と再治療の検討が必要になります。
③ 上部構造(被せ物)の破損・脱落
インプラント本体は問題なくても、被せ物が破損している場合は被せ物のみの作り直しで対応できることが多くあります。
④ アバットメント(連結部品)のトラブル
インプラント本体と被せ物をつなぐアバットメントが緩んだり破損した場合は、部品の交換で対応できるケースが多いです。ただし、メーカーによっては部品の入手が難しいこともあります。
⑤ 隣接する歯のトラブル
インプラント本体は問題なくても、隣の天然歯が虫歯や歯周病になっている場合は、周囲の歯の治療が優先されることもあります。
5. 撤去〜再インプラントの流れと期間
仮に再治療(撤去と再埋入)が必要になった場合、以下のような流れで進めていきます。
ステップ1:精密診査・治療計画
CTを含む精密検査を行い、現状の詳細を把握したうえで、複数の治療計画をご提示します。患者様のご希望・ご予算・ご都合をふまえて、最適な方針を一緒に決めていきます。
ステップ2:既存インプラントの撤去
局所麻酔下で、既存のインプラントを慎重に撤去します。周囲の骨をできるだけ温存するため、専用の器具を用いて丁寧に行います。
ステップ3:骨・歯茎の回復期間
撤去後は、骨と歯茎が回復するまで2〜3ヶ月程度の待機期間を設けます。この間は仮歯などで見た目や噛み合わせをサポートします。
ステップ4:骨造成(必要な場合)
撤去部位の骨が痩せている場合は、再埋入の前に骨造成を行うことがあります。骨造成の詳細については、当院の別記事もご参照ください。
👉 関連記事:「骨が薄くてインプラントできない」と言われた方へ|骨造成・サイナスリフト徹底解説
ステップ5:新しいインプラント埋入
十分な骨量が確保できたら、Straumann社製の新しいインプラントを埋入します。骨との結合を待つ期間として、3〜6ヶ月ほど必要です。
ステップ6:上部構造装着・メンテナンス
最終的な人工歯(上部構造)を装着し、噛み合わせを調整して完了です。その後は3〜6ヶ月ごとの定期メンテナンスで長期の安定を守ります。
6. なぜミタス歯科が選ばれるのか
インプラント専門医による誠実な診断
当院の院長は日本口腔インプラント学会専門医の資格を持ち、大学病院で約13年にわたり研鑽を積んできました。豊富な症例経験に基づき、他院で治療されたインプラントも真摯に評価いたします。
世界シェアNo.1「Straumann」採用の安心感
再治療でインプラントを入れ直す場合、当院では世界トップシェアを誇るスイス・Straumann社製のインプラントを採用しております。将来的なトラブル対応やメンテナンスも含め、長期的な安心をお届けします。
大学病院で培った幅広い症例経験
大学病院での経験から、複雑な症例や再治療にも対応できる技術と知識を持ち合わせております。全身疾患をお持ちの方の再治療も、全身管理の視点を踏まえて安全に進めることが可能です。
他院インプラントも対応する体制
「メーカーが分からない」「治療内容の記録が残っていない」という場合でも、CT検査と現状の詳細評価から可能な限り対応策をご提案いたします。
「治療しない」選択肢も含めた率直なご提案
当院では、「治療ありき」の姿勢を取りません。現状の維持で十分な場合は、その旨を率直にお伝えし、経過観察やメンテナンスの見直しをご提案します。患者様にとって本当に必要な選択肢を、誠実にお示しすることを大切にしております。
7. よくあるご質問
Q1. 他院で入れたインプラントの相談は迷惑ではないですか?
A. 全く迷惑ではございません。他院で治療されたインプラントのご相談も日常的に受けておりますので、どうぞご安心ください。
Q2. セカンドオピニオンだけで治療は受けないつもりですが、大丈夫ですか?
A. もちろん大丈夫です。「まずは状態を知りたい」というご希望に応えるのがセカンドオピニオンの本来の目的です。現状評価だけをお伝えし、治療を強制することは一切ございません。
Q3. インプラントのメーカーが分からなくても対応できますか?
A. はい、対応可能です。CT検査とレントゲンで、多くのメーカーは特定が可能です。特定できない場合でも、現状評価は問題なく行えます。
Q4. 元の歯科医院に伝えなくても相談できますか?
A. はい、可能です。患者様のプライバシーは厳守いたします。前医院に連絡を取ることはございませんので、ご安心ください。
Q5. 再治療の費用はどのくらいですか?
A. 症例により大きく異なります。撤去のみ・上部構造の作り直しのみ・全面的な再治療など、選択肢によって費用は変わります。CT診査後に明確な見積もりをお伝えいたします。
Q6. 他院でのメーカーと異なる場合、部分修理はできますか?
A. メーカーが特定でき、部品が入手可能であれば部分修理で対応できるケースもあります。まずはCT検査で状態を確認させてください。
8. まとめ|「気になる」段階が受診のベストタイミング
インプラントの問題は、気づいた時にはすでに進行しているケースが多いのが特徴です。「なんとなく気になる」「メンテナンスに何年も行っていない」という段階が、実は最適な受診タイミングです。
さいたま新都心ミタス歯科では、「治療する・しない」も含めて誠実にご提案することをお約束します。他院で治療されたインプラントも、迷わずご相談ください。まずは現状を正確に把握することが、安心への第一歩です。
インプラント専門医の視点で、あなたのインプラントを長く大切に守るお手伝いをさせていただきます。
📞 ご予約・ご相談はお気軽に
さいたま新都心ミタス歯科
〒330-0071 埼玉県さいたま市浦和区上木崎2丁目5-2
TEL:048-822-8500
他院で治療されたインプラントのご相談も歓迎しております。
「まずは現状を知りたい」段階でお気軽にご来院ください。
インプラント治療の詳細はインプラント治療ページもご覧ください。
9. 院長紹介
― この記事の監修者 ―

大島 正充(おおしま まさみつ)
さいたま新都心ミタス歯科 院長/日本口腔インプラント学会 専門医
大学病院で約13年間、インプラント治療・全身管理の研鑽を積み、豊富な臨床経験を有しております。日本口腔インプラント学会専門医として、他院で治療されたインプラントのセカンドオピニオンや、複雑な再治療にも真摯に向き合ってまいりました。
「他院で入れたインプラントが心配」「メンテナンスに長期間通っていない」という方も、まずは現状を正確に評価することから始めます。「治療ありき」ではない誠実なご提案を心がけ、患者様にとって本当に必要な選択肢を丁寧にお示しいたします。
「一生自分の歯で食事を楽しんでいただきたい」――そのような想いで、さいたま新都心ミタス歯科は日々診療にあたっております。
【資格・所属】
- 日本口腔インプラント学会 専門医
- 大学病院にて歯科麻酔・全身管理を専門的に学ぶ
- 大学病院にて約13年の臨床経験
