インプラント治療中の仮歯が痛い時の対処法とその理由

埼玉県さいたま市の歯医者

さいたま新都心ミタス歯科 歯科医師 院長の大島 正充です。

 

インプラントは失った歯を取り戻すための有効な手段ですが、治療プロセスは複雑であり、仮歯を装着中に痛みを感じることもあります。この記事では、仮歯が痛いと感じる理由やその際の対策、関連する情報について詳しく解説します。

 

目次

  1. 1.インプラントの仮歯とは?
  2. 2.仮歯装着時に痛みが生じる理由
  3. 3.仮歯の痛みへの対処法
  4. 4.まとめ

 

1. インプラントの仮歯とは?

 

インプラント治療とは、顎骨にチタン製の人工歯根(インプラント)を埋入し、その上に人工の歯を装着することで、失った歯を補う治療法です。インプラントの治療過程では、インプラント体が顎の骨と結合するまでの期間中に、仮歯を装着することがあります。これは見た目を保つためだけでなく、機能的にも一時的に失われた咀嚼能力を回復させるために重要です。

 

仮歯は、文字通り仮設の歯として、最終的な永久歯が装着されるまでの間、使用されます。通常、樹脂で作られ、軽量で使い心地も良好ですが、インプラントの状態や周囲の歯肉の状態によっては、痛みを生じることがあります。

 

2. 仮歯装着時に痛みが生じる理由

 

インプラント治療の仮歯装着時に痛みを感じる原因はいくつか考えられます。まず、最も一般的な原因は仮歯の適合度が不十分であることです。仮歯がインプラントや周囲の歯肉に対して不適切な力を加えている場合、痛みを引き起こすことがあります。また、インプラント周囲の歯肉が腫れや炎症を起こしている場合も、痛みを感じることがあります。

 

さらに、仮歯が他の歯と噛み合っている際に過度な負担がかかると、痛みを感じやすくなります。このような場合、噛み合わせの調整が必要です。加えて、インプラント周辺の組織が手術後の回復過程にある場合、傷口が完全に治癒していないことで痛みを生じることも考えられます。

 

3. 仮歯の痛みへの対処法

 

仮歯の痛みが続く場合、早急に歯科医師に相談することが重要です。まずは仮歯の適合状態を確認してもらい、調整を行うことで痛みを軽減できる場合があります。仮歯自体が問題であれば、新しい仮歯に交換することも選択肢です。

 

痛みを感じる部分が炎症を起こしている場合、歯科医師が薬を処方する場合もあります。抗炎症薬や抗生物質を使用して、症状を和らげることが可能です。また、自宅でのケアとして、口腔内を清潔に保つことが重要です。優しく歯ブラシを使って仮歯周辺を清掃したり、うがい薬を使用し口腔内の衛生管理を心がけましょう。

 

4. まとめ

 

インプラント治療は、失われた歯を取り戻すための非常に効果的な方法ですが、途中で仮歯の痛みを経験する場合もあります。痛みが生じた際には、速やかに専門家に相談し、適切な対処を行うことで快適な治療を進めることができます。インプラントが治療終盤になると、美しさと機能性に優れた新しい歯を手に入れることができ、生活の質が大きく向上します。治療を始める前にしっかりと情報を収集し、自らのニーズに合った選択を行うことが大切です。

 

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